立ちはだかった全北現代【ACL・GL第2節】
さすがは全北現代
全北は出国時にコロナ陽性が多発したようで、1.5軍のスタメン配置。
トリコロールは序盤からテンポよくボールを動かした。
右の水沼は安定感があって、隙があればチャンスを作った。
左のエウベルはコンディションがよいのか?単独の仕掛けが意欲的だった。
しかし、時間の経過とともに全北にトリコロールの動きを掌握された。
マークよりもポジションを優先しスペースを消した。
トリコロールをアタッキングサードが遠ざけるディフェンスが実に巧妙だった。
トリコロールにとっては2年前に完璧に勝っている相手だが、
どうやら昨晩の全北が本来の姿なのだろう。
トリコロールが決め手を欠いた、というよりも全北のパフォーマンスが優れたということ。
実際に試合終盤になっても全北の運動量は衰えず、並大抵の相手ではないことが改めてわかった。
これに加えてベストメンバーが帰ってくるのが次戦。これぞACLの厳しさですね…
それでも悲観せずに進むのみ
色々と思うところはある試合だったが、言うている間にシドニー戦がやってくる。
ターンオーバーをかけている強みが次節以降から発揮されてくるはず。
初戦よりもボールの循環は改善されたし、コンディションが良さそうな選手も見れた。
尻上がりにパフォーマンスは上がっていくはずで、GL突破に向けて突き進みたい。
一つ注文をつけるとしたら、ベンチワーク。
時間を区切って主力選手を交代させていくことは納得だが、
ラスト20~30分でギアを上げる交代枠にしてほしいところ。
全北戦の終盤は、前線の怖さが全くなくなってしまった。
Jよりもフィジカル的に不利になる試合もあるだけに、
(外国人枠の問題が難しいが)ロペスとレオ セアラのCFは起用できる状態にしておきたい。