貫いて掴み取った奪還【リーグ第34節/A・神戸戦】
奪還~トリコロールのサッカーで勝って決める~
嬉しいな。この街にシャーレが戻ってきた!
試合の立ち上がりはさすがに堅く見えた(と言うか見ているこちらが堅かっただったのかもしれないが…)。
それでも徐々に試合のペースを取り戻して、チャンスを作り先制点を奪い取る力が備わっている。
これで必勝パターンに持ち込めたのが大きい。
追いつかれたところでも一切の気負いなし。
セットプレーからこじ開けて(あの角度で水沼に対して壁1枚はラッキーだった)。
鋭くサイドから崩して一気に試合を決めてしまった。
いつも通りのサッカーでいつも通りの結果を出した。
岩田とエドゥアルドは大迫に仕事をさせず、喜田と渡辺は中盤を支配し躍動した。
今日もエウベルはゴラッソを決めて、西村は神出鬼没、水沼と仲川は結果で答えた。
改めて考えると今シーズンは、
シーズン前に主力だったチアゴ、前田、扇原、ティーラトン等がクラブを去った。
戦力を補強してスタイルをブラッシュアップしながら勝ち切る強さを示し続けた。
本当に価値のあるリーグタイトルの奪還、そして、マスカットは偉大なる名将。
どこからでも決めれる力の差
シーズンの振り返りは別記事にしたいが、今日のゴールで西村が二桁に乗せた。
ロペスの11、レオ セアラの11に続いて3人目。
WGのエウベルが8、水沼7、仲川7。
前線のアタッカー陣がきっちりと結果を出したのが素晴らしい。
誰かに頼らずにどこからでもゴールを奪い切る力は他クラブを寄せ付けないレベルに達している。
さらに今シーズンはリーグ最小失点(タイ)。
攻守にがっちり噛み合ったシーズンだったと言える。
しばらくトリコロールのサッカーが見れなくなるのが寂しいものの…
あとはアウォーズを楽しんで、ワールドカップを堪能したい。
蘇ったトリコロール【リーグ第33節/H・浦和戦】
歴史に学べ、このチャンスを逃すな【雑感】
ショッキングな敗戦からモヤモヤする気持ちを断ち切りたくて、すがるようにTHE DAY VOL.19を見入った。
そこには少し若い今の選手たちとクラブを去った選手・監督の姿がある。
3年前のチーム
勢いがあった。
負けたり止まったりする気がしなかった終盤戦。
それでも彼らには重圧があって、それを乗り越えて掴んだことが伝わってきた。
チアゴ・マルチンスは「一生に一回だ」と吠えていた。
マテウスは泣いて優勝を喜んでいた。
大津、パギ、扇原はチームで戦い切ることを叫び続けてくれた。
あの時の歓喜、達成感を感覚として持っている選手たちもいる。
あとはやるだけ、勝つだけ。
王者奪還は目の前にある。
このチャンスを逃すな!
やっぱり染みるこのコメント
「必ず優勝して欲しい」ジュビロ大津祐樹が古巣の横浜にエール「かけがえのない特別なクラブ」との想い|ニフティニュース
トリコロールを信じている【リーグ第27節】
優勝も決まらず、ゴールも決まらず…連敗
(優勝を信じて現地観戦したが…)
ホームで下位チームに連敗しても首位をキープしている。
リーグは積み重ねが大事。
これまでの積み重ねがあるから自力で優勝を狙える位置にいる。
決してトリコロールは窮地ではない。
優勝にマジックがかかってストレートに決めるクラブはそうそうない。
トリコロールを信じている。
※ レッズ、ヴィッセル(降格圏を脱した)の方がオープンな展開になるだろうから、やりやすくなるはず!
相手に勇気を与える試合展開に持ち込せないように
相手のブロックの低さや固さ、狭さ、何よりメンタルの強さはリーグ序盤の比ではない。
だからこそ、降格圏に沈むクラブとの試合は難しい。
そして、0‐0は相手に勇気を与えてしまうのだろう。
(ラスト10分で松原・古川を起用した渋谷監督の采配も素晴らしいに尽きる)
引き込んだ相手ブロックを崩せない
交代カードでギアチェンジができない
セットプレーで決めきれない
課題や改善点はあるのは間違いない。
ただ、本来のトリコロールは先行逃げ切り…いや先行突き放し型。
前半でリードを奪う、追加点を奪う試合を次に見せてほしい!
タイトルレースはここから!
名将マスカット監督の手腕にも期待したい。
横浜方面に風は吹いている!【リーグ第32節/H・G大阪戦】
摩訶不思議なカード
トリコロールのパフォーマンスは悪くなかった。
多彩に攻めてチャンスを作ったが、最後のクオリティが足りなかった。
60分までに決めれれば勝てたはず…
ガンバがもう少しボールを保持すればチャンスを作れた…
よいフットボールをしたが勝てなかっただけ。
長いリーグをやれば、何試合かあるこの手の試合で仕方ない。
ガンバにとっては、10回やって1回か2回勝てる試合だが、
毎年この日産スタジアムで勝ってしまう摩訶不思議さは説明しずらい。
強いて言えば、攻めあぐねてからのラスト30分は低調だった。
リードを奪われても交代カードで跳ね返す強さがほしい。
(逆にリードしていると突き放す強さはある!)
水沼ハットトリックならず!【リーグ第31節/A・グランパス戦】
王者に相応しい戦いっぷり
ほしい時間帯に崩してスコアを動かす。
流れを取り戻す試合巧者ぶり。
ベンチメンバーが仕上げる。
落ち着いて楽しんで見ていられる90分だった。
ビルドアップとプレス、チームの骨格部分で力の差が大きく出たと感じた。
それから得点の全て+チャンスの多くはトリコロールの左サイドでグランパスの右サイド。
ここに手を打たない監督の差も顕著だった。
水沼がハットトリックを決めれば完璧だったが、
3点目を狙うところから堅かった…
ホームでノーゴールはこれで最後!【リーグ第30節/H・札幌戦】
A ロペス仕留めきれず
勝ちたかったホームゲームだが、水曜日のサンガ戦の勝ちもあったからドローでもOKでしょう。
しかしスコアレスは意外な結末だった。
アウェイでも変わらないミシャ・コンサドーレの姿勢は素晴らしい。
ひやひやものだった前半
特にルーカス フェルナンデス、金子の両WBは脅威だった。
真っ向勝負を挑んできたコンサドーレに対して、
トリコロールも応える激しくタフなゲームだった。
流れ的には前半にいい時間があってチャンスを作り出した。
後半開始から65分くらいまではトリコロールらしく攻め立てた。
チャンスの多かったA ロペスは、1発は仕留めたかった。
一方、エドゥアルド不在の課題は、見事に角田がカバーした。
好調なコンサドーレ攻撃陣に対してトリコロール守備陣は集中力が高かった。
アタッキングが息を吹き返すかが最大のポイント
【9月5連戦シリーズ】
3勝2分、勝点11
得点8、失点3
及第点でしょう!
しかし得点が減少傾向
レオ セアラも止まっているし、水沼の調子も微妙なのは否めない。
今日もチャンスを作ったものの決め切れずズルズルいってしまった。
ラスト5試合、この状況が続くと厳しい。
○ポイントは先制点を奪って優位に試合を進めること
○交代を含めたラスト30分のギアチェンジ
今日を含めて出場機会を得ている吉尾は奮起して結果を示してほしい。ここに来てマスカット監督も期待しているのだと感じる采配ぶり。
また、A ロペスとレオ セアラの2トップ起用も選択肢に入れたい。
ラスト5試合
トリコロールらしく、アタッキングを貫いて頂きに辿り着きたい!