トリコロールを勝手に綴る

心から応援する横浜F・マリノスの試合や移籍、チーム情報を思ったまま、感じたままに綴っております。

負けなかっただけ…【リーグ第4節】

次第に低迷したパフォーマンス

前半は強度と切り替えに勝り優位に進めた。
右のエウベルが絶妙なポジショニングから好機を演出した。
相変わらず小池龍との関係性がよく、右サイドはこのコンビが一番手でしょう。

一方、後半の立ち上がりから攻勢に出たコンサドーレに主導権を握り返された。
ボールロストが多くなり、セカンドボールをことごとく拾われて自陣から抜け出せなかった。
そうこうしているうちに、菅にねじ込まれて失点。
その後も最後までパフォーマンスは上がらなかった。

攻撃的なスタイルを持つクラブ同士の真っ向勝負だったが、
後半は完全に力負けの印象を受けた。

交代やポジションチェンジが機能しない

60分に仲川out、西村inで、前線3枚が右からロペス、西村、エウベルに変更。
推進力を失いWGにボールが入らない悪循環になった。

続いて失点後の71分にマルコスと渡辺が入って、ロペス、西村、吉尾の前線3枚に変更。
相変わらずボールを前進できずに時間だけが経過した。
負傷明けのマルコスと渡辺のボールタッチも数えるほどだった。

これまで多彩な選手起用で一気に底上げを図ったマスカット采配だったが、今日は不発だった。
やはりWGには推進力のある選手を起用すべきでしょう。
それだけの選手がいるわけだし。
リードしている展開にロペスや吉尾の起用はありだが、劣勢時は効果的な選択肢ではないことがわかった。

だが、ここまで積み上げた選手起用やオプションは、今後の試合に必ず生きてくる。
この試合においても、開幕時にベンチ外だった實藤と角田は素晴らしいパフォーマンスを示した。
實藤のラストプレーのゴラッソは言うまでもない。
2人とも90分を通して、ハードなマーク、ラインコントロール、配給で最終ラインを支え続けた。
畠中やエドゥアルドの不在を感じさせないパフォーマンスだった。

気になる…選手

左WGの仲川の推進力がない。
永戸とのコンビネーションも乏しく、スピードダウンしてリズムが悪くなる。
マーカーの田中もクレバーだったが、もっと縦へ抜ける、仕掛けるシーンを増やしたい。

藤田はバックパスが多くて効果的な配給が少ない。
本来はもっと奪って、前進できる選手だと思う。
まだまだトリコロールのスタイルにフィットしていないのだろう。


正直、負け試合だった…
しかし、終盤に相手選手の負傷で数的優位になり、ラストワンプレーで追いついた。
負けなかっただけ、アウェーで勝ち点を掴んだことをポジティブに考えていくしかない。
代表ウィークに入る前に、次節フライデーナイト勝ちましょう!



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