低調な内容も総合力で上回る
イージーなミスが断続的に発生し、リズムが悪かった。トランジションが鈍く、運動量も足りなかった。
誰の目から見てもいつものトリコロールではないことは明白。
我々が思っている以上に厳しい環境で戦っているのだろう。
このGLに全てを求めるのは酷で、最優先事項の勝ち点を積み上げていることを評価したい。
62分と70分に効果的な交代カードを使って試合の流れを引き寄せたマスカット采配は秀逸だった。
ラスト10分でセットプレーから得点を奪って逃げ切り!こんな勝ち方もできるなんて素晴らしい。
あとはトリコロールを信じるだけ。
殊勲の角田と躍動した藤田
一体、角田はどこまで成長するのだろう…?
今日は左SBとして攻守に抜群のパフォーマンスだった。
代表入り、ヨーロッパ行きも時間の問題なのかもしれない。
彼の1プレー1プレーを目に焼き付けておきたい。
藤田も素晴らしかった。
中盤の底でバランスを取り、的確にシドニーの攻撃の目を摘んだ。ボールを持てば、テンポよくボールを動かした。スイッチを入れるパスも意欲的だった。
加入後やや低調な印象を受けたが、
ベトナムの地で復調のきっかけを掴んでいるのかもしれない。
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