苦しみながら価値ある3ポイントGET!【リーグ第6節】
決めるべき人が決めて勝ち切るたくましさ
西村は何もない所から決めてくる。
打点の高さ、滞空時間の長さ、叩きつけるヘディングが名手スウォビィクを破る。
西村の能力の高さが際立つゴールで幸先よく先制した。
ゴール以外にも献身的なプレー、ハードワークは本当に気持ちがよい。
決勝点は久々にアンデルソン・ロペス
ボールタッチが少なく、フラストレーションがたまる試合展開にあったものの少ないチャンスを決め切ってくれた。
良質なクロスが入ればゴール数は伸びるのだろう。
試合展開としては、リードしていても気の抜けないものだった。
喜田と渡辺には厳しくマークが入り、スムーズな展開が制限された。
FC東京のDFラインは堅く強かった。
ドローの可能性もあった試合なだけにがっちりと勝ち切ったことを喜びたい。
ものを言う層の厚さ
右WGでスタメンの宮市は存在感を発揮し、好プレーだったが、
交代で入った水沼が一気に流れを変えて試合を決めた。
畠中も復帰し、ドバイ合宿優勝の藤田も健在。
角田の成長も著しい。確実にいい状態になってきている。
試合展開やコンディションを考慮し、的確に交代カードを切れるマスカット監督の采配もさすが。
4月はリーグ3試合、ACL5試合と厳しい試合スケジュールが続く。
リーグは難しいアウェイ2試合を迎える。
チーム力、総合力を見せてほしい。