フロンターレを称えたい【リーグ第34節】
まずは試合の振り返りから
試合内容は改善傾向
モチベーションが高く、アップテンポな展開は良かった。
ガンバは自陣に引きこもってコンパクトに陣形を保つことを狙った。
けが人続出でDFラインはほぼサブメンバーと言う構成もあったと思う。
ここのところ自陣でのビルドアップにプレスを受けて前進できないことが多かったが、今日はストレスなく相手陣地に入ってサッカーを進めた。
サポートの距離感やコンビネーションも良くなっていたと思う。
左サイドの前田はシンプルに相手ラインを破ってチャンスを演出した。
扇原のミドルやセットプレーにも工夫があった。
今日はいけるかな~と感じさせてくれる内容ではあった。
枠にすら入らなかった決定機
決定機も多く迎えたがことごとく外した。枠に入らなかった。
次第に焦りも生まれて硬直したし、終盤のガンバの5バックで対応にも手を焼いた。
決めるべきところで決めれば…という試合だが、
調子が悪いときはこんなもの。
早くこの悪循環から抜け出してほしい
フロンターレ連覇
早くも今節で優勝の可能性を消してしまった。
率直にフロンターレは強く、優勝に値するクラブだった。
レジェンドが去っても…
代表クラスの主力が抜けても…
けが人が続出しても…
タイトな日程になっても…リーグは盤石だった。
一時期勝ち点1差まで詰めたけど、そこから挽回する底力は凄まじい。
セットプレーとセットプレー崩れも生かしてこじ開けるし、終盤にもスコアを動かせる勝負強さ。
ゴールラインまで帰陣して戦うメンタリティーは常勝クラブそのものだと思う。
圧倒して勝つ試合は少なくなったけど、必ず勝ち切るクラブに変貌している。
残念だけど優勝争いすらさせてもらえなかったのが事実。
思えばフロンターレもこの常勝体制を築くのに何年も苦労して費やしてきた。
トリコロールももう少し時間がかかるのかもしれない。