ロティーナとルヴァンカップについて【雑感】
スタイルを確立する難しさ(外様の話)
ヴィッセルは知将ロティーナ氏を解任し、いよいよ泥沼化した印象。
ビッグクラブ、J1残留を最優先とのことだが、いつからヴィッセルをビッグクラブと呼ぶようになったのか…
財政規模ではそうかもしれないが、リーグタイトルを獲得したことのないクラブがアジアNo1にこだわることのは、誰の目からも矛盾を感じる。
そもそもフットボールのスタイルが見えないところが希望を持てない。
あれだけの戦力を有し、どのようなスタイルで戦うのか…
その点、特殊ではあるがロティーナ氏にはそれがあって、適性はあったはず。
本気でアジアNo1を目指すのであれば、J2降格もやむを得ないはず。
結局、仮にJ1残留できても新シーズンは0からの作り直し。
不安定な船出になって、また監督交代もあり得るのだろう。
トリコロールもフロンターレも改革初年度は著しく成績が低迷した。
トリコロールにいたっては、降格も覚悟した2018シーズンがあったからこそ、確固たるスタイルを手に入れた。
目先のJ1残留だけにこだわっていては、スタイルは手に入れることは難しいのだろう。
ルヴァンカップに向けて
対戦カードは、サンフレッチェに決定。
どこが来ても嫌なクラブだったわけだが、改めてスケジュールもカードも厳しい。
7/30 リーグ23節/H・アントラーズ
8/3 ルヴァン第1戦/A・サンフレッチェ
8/7 リーグ24節/A・フロンターレ
8/10 ルヴァン第2戦/H・サンフレッチェ
8/13 リーグ第25節/H・ベルマーレ
8/18~ ACL
過去最強の猛暑熱波の中の8月連戦は過酷なものだろう。
想像するだけでぞっとする。
天皇杯敗退でややスケジュールが軽くなった7月にリーグの貯金を作ること。
負傷者を出さずに戻すこと。
この7月(5試合)をうまくやり抜けば、早くもリーグタイトルが見えてくる気がしている。