「強さ」も「らしさ」も戻って3連勝！【リーグ第29節】

まずは、スタメンから
後ろはローテーションをかけた配置。確実にこの連戦で層が厚くなっている。
前線は、松田、サントス、前田の並び。
とうとう夏の補強セットが並んだ。

立ち上がりから中2日とは思わせないマリノスがアップテンポの展開でコンサドーレを圧倒した。
マンマーク対応を講じたコンサドーレに対して、アプローチをさせない早いポジショニングとパスワーク、切り替えで完全に対策を上回った。

8分の先制点　サントスの強蹴もすごかったが、高野が中盤とのパスワークでペナルティーまで前進したのが大きかった。
2点目は、神出鬼没・和田の抜け出しからサントスが押し込んだ。
サントスの爆発力は注目されるが、チーム全体のコンビネーションが高まっている。そこにサントスの「個」の力がフィットしていると感じる。

一方のコンサドーレは、後半から打ち合いにシフトチェンジするために、ドウグラス・オリヴェイラとアンデルソン・ロペスのブラジリアンを投入。この2トップが厄介だった。特にオリヴェイラの仕掛けは威力があった。
ただ、このシフトチェンジにともない、辛うじて保たれていた守備の秩序が崩壊したのも事実。
前半以上にチャンスの山をいただいた。
まずは、畠中が田中をぶっ飛ばして、進藤をいなして、完璧なJ初ゴール。うまい選手は、わかっていたが、相手ゴール前でもやれるのがすごい。
仕上げは、カウンターから仲川の今シーズン初ゴール。仲川は、それ以外にもチャンスがあっただけに、次節以降量産体制に入るかな。

これで、3連勝、得点11、勝ち星先行、暫定6位。
マリノスらしい勝ち方で強さが戻ってきた。

チーム全体でも強度が高く、気持ちも入っていた。運動量も落ちなかった。
松田と高野は、果敢に仕掛けてはクロスを上げきっている。
和田も完全にボランチの戦力で小気味い球出しに豊富な運動量が素晴らしい。
天野も久々に出場し、相変わらずの技術と積極性を見せた。

戦力も厚くなったことで、ローテーションも固まってきた。
SBは、松原、小池、ティーラトン、高野で回す。
CBは、畠中、チアゴ、實藤で回す。
ボランチは、喜田、扇原、和田でいける。前線は、バリエーションが豊富だが、前節または今節のスタートにエリキが絡んでくる形で大丈夫。
さあ、体制は整った！
フロンターレ越え目指して連勝街道を行きましょう！やはり、夏場以降の追い込み型の方がタイトルは取りやすいはず！
次節は、ゼロックスのリベンジに行くぞ！