トリコロールを勝手に綴る

心から応援する横浜F・マリノスの試合や移籍、チーム情報を思ったまま、感じたままに綴っております。

連勝街道に進む体制ができた!【リーグ第12節】

スタメンは、前節をベースに扇原とティーラトン、小池が入る。おそらく?現時点でのベストの布陣を組んできた。

サンフレッチェは、3トップ+柏の連携を生かしてチャンスを作ってきた。あわや失点…というシーンが3回ほど作られたが、ここで取られなかったのが大きかった。
前半のマルコスの先制点は、ボックス内にタイミングよく人が絡んで、中央をこじ開けた。あそこで決めきるマルコスの決定力と勝負強さは、本気ですごい。普通は、足を振り切りたくなるが、ゴールへのイメージがあるのだろう。タイミングを見計らって、冷静にコースをついた。
後半、一時同点にされた(副審ラインから見たら、レアンドロペレイラ少し出てるけど…)。
しかし、ここから試合を制圧できた。
ダブルボランチの存在感は、圧巻だった。常に二人がボールを奪い、展開、ゴール前にも絡んでくる。完全に試合をコントロールしていた。
サントスも少し静かだったけど、後半からは1対1で走らせたら、可能性を感じさせてくれた。決勝点のようにフィジカルを生かしたヘディングもありで、量産体制に入った。得点シーンは、一緒に競ったハイネルが痛めてそのまま交代…恐るべきフィジカルの衝撃。
前田もコンディションが上がってきている。今日は70分までプレー。ボールへの反応も早くなり、マリノスのウイングらしい動きが出てきた。
エリキは、久々にCFで起用されて、前後左右に動き回りいきいきしていた。1点取れたことで、吹っ切れたはずだ。
リードした後の高野の左WG起用も納得。スピードがあって縦を狙えるし、ハードワークもしてくれるから、彼の持ち味が出しやすい。今後のWG起用も期待できるのでは。

チームとしても勝利に値する内容だった。球際も強く、運動量も豊富。最後まで強度が落ちなかった。サンフレッチェにペースを握られる時間帯があったが、失点をせずにペースを引き戻した。
攻撃でも、ウイングのスピードが生かせるようになったことで、素早く押し込めるようになってきた。押し込んでからもコンビネーションが高まってきている。

新型コロナの影響でコンディションやメンタル面のコントロールも難しかったはず。また、ホームながら日産スタジアムの芝の状態が悪かったが、そんなことは関係なくしっかりと勝ち切ってくれた。
勝つ時は、相手を勝るハードワーク、安易な失点の回避、迷いのないアタッキングの要素が揃っている。いよいよ連勝街道に入れそうな予感がする。一戦ずつ勝っていくぞ!