トリコロールを勝手に綴る

心から応援する横浜F・マリノスの試合や移籍、チーム情報を思ったまま、感じたままに綴っております。

勝負弱さ露呈、まだまだ足りない【リーグ第10節】

前線はエリキ、オナイウ、前田でスタート。チアゴも戻ってきた。
サントス、松田もベンチ入り。

注目の前田は、明らかにコンディションがいまいち。しかも相手は、岩田と田中で厳しかった。ハーフタイムで交代かと思ったが、60分過ぎまで残したのは期待の表れ。早く万全のコンディションに戻してほしい。
エリキは…やっぱり、サイドはないわ。エリキが悪いのではなく、チームの問題。CFで使った方が彼のため、チームのため。
今日は、ウイングを中に入れる時間が長かったけど、逆にトリニータは守りやすくしてしまった感があった。

試合はロースコアで進み、お互いに勝機はあった。マリノスにとっては、こういう試合を勝ち切っていかないと浮上できない。
いつものミスでやられなかったのは良かったが、ハイラインを簡単に突かれての失点は、継続課題。クロスの対応のまずさもぶり返した。
ただ、それ以上に決定機が少なすぎて、得点の匂いがしなかった。決定機は、試合を通して3、4回じゃ足りない。終盤は、松田の突破しか可能性を感じなかった。
引かれてスペースがない相手に脅威すら与えられなかった。自分たちのサッカーができなかった、ということだけど、またも内容も結果も伴わない試合をしてしまった。

起用についても少し触れたい。
大津のウイングは、適性に欠ける。カットインも縦突破もない。完全にインサイドの選手だと思う。リードしての起用はわかるが、劣勢時では切り札にならない。
水沼も左では、大津と一緒で適性ではない。武器の右足クロスが生きない。
…そもそもカットイン型は、好まないのなら、左でもう一枚補強も考えるべし。右は何とかやれる。
サントスは、意欲は素晴らしかった。ただ、もっとマリノスのやり方を理解していかないといけない。

攻撃が売りのマリノスにあって、攻撃が完全にネックになっている。そりゃ、相手も対策を打ってくるが、それは、シーズン前からわかっていたこと。悔しいが、まだまだ足りない。

実況と解説も不満あり。
実況は、選手を間違えすぎ。特にマリノス側に対しての知識・理解が低いよ。
解説は、抽象的な表現が多くてわかりにくい。ポイントもズレていた。

トリニータは、苦しい状況の中、しっかりとチームで戦い切って連敗脱出。モチベーションも高かったし、強度も落とさなかった。このメンバーでやりくりしている片野坂監督もさすがです。

とまあ、マリノスにとっては、すごくストレスのたまる試合だった。でも、次はすぐにやってくる。スカッと勝ってくれ!