34分の1に過ぎない【リーグ第24節/A・川崎戦】
勝つべくして勝つトリコロール【リーグ第23節/H・鹿島】
E-1総括、生き残ったのは…【代表雑感】
結果が伴った森保マリノスJAPAN
国内組の招集、短期決戦、タイトルがかかったE-1…
主力の半分をマリノスとサンフレッチェで構成した森保監督。
初戦はマリノス、2戦目はサンフレッチェ、3戦目はマリノスと起用にメリハリをつけてきた。
結果的にマリノスに依存してくれたのが功を奏したと思う。
戦術はマリノス
特に昨日の攻撃面は、右サイドの小池龍、水沼+MFで作ることで安定感があった。
ボールロスト後の切り替えや球際の攻防も徹底されていた。
決めたのは相馬と町野だったものの、決めさせたのはマリノス。
勝因はマリノスに頼った、森保監督の采配に尽きるのでしょう。
生き残ったのは、小池龍と岩田?
全体的に爪痕は残してくれた。
しかし、2列目は欧州組の競争が激しくノーチャンスでしょう。
負傷者が続出した場合にどの序列に入っているか。
水沼のキック、神出鬼没の西村、宮市のスピードとアピールは光ったが、
正直、欧州でしのぎを削るアタッカー陣に割ってはいるのは難しい。
CBの畠中も2試合フル出場でよくまとめたが、序列的には谷口、中谷の次かなという印象。
とにかくコンディションが心配…
小池龍は、昨日は山根の欠場を受けての緊急スタメンだったが、アピールにつながった印象。
彼の運動量や守備能力、前線を活かす配給、サポートは目を見張るものがある。
誰と組んでも連携が取れるのも短期決戦のW杯にはポジティブでしょう。
左が中山・伊藤で決まり、右が長友・酒井・山根と競争。
両サイドできるメリットを含めて最終の候補メンバーには残っているだろう。
ボランチは1枠に可能性があるかなと。
藤田も良さを発揮したし、アシストもつけたから評価は上がったはず。
森保監督好みで言えば岩田。
W杯で守備固めの時間帯を想定すると、より安定感があってハードな岩田の選出を期待したい。
ここは板倉もやれてしまうから選出枠がないしれないが、
板倉はCBでレギュラーの可能性もあるためチャンスはあるだろう。
久々に代表を楽しんで見れたE-1期間だった。
7/30の首位攻防戦に影響を与えかねないスケジュールだったが、
優勝したことで選手たちは充実したメンタルでリーグに復帰できるはず。
コンディション面はマスカットが判断するし、次週はルヴァンカップとリーグでフロンターレ戦も控える。
ここからが山場、一歩一歩タイトルに突き進もう!
良いときも悪いときもあるのがトリコロール【リーグ第22節/A・鳥栖戦】
総じてサガンがよかった
サガンの勇猛果敢なプレスやポゼッションに苦しんだ。
ボールを前進させれなかった、デュエルに屈した部分が目立ってしまったが、
サガンの良さも考慮しないといけない。
前節のセレッソ…中盤まで引き込んでからのプレス
今節のサガン…前線からのハイプレス
ともにうまく進められなかった印象が否めない。
好調で首位に躍り出て、代表7人輩出と世間の評価は上がりまくっている。
ただ、まだまだ圧倒する、圧倒し続ける強さが備わっているわけではない。
(昨シーズンのフロンターレのようなやつ)
それはマスカット監督・選手が最もわかっているはず。
足踏みだとは思わない。
リーグ奪還のために必要な経験だったし、貴重な勝ち点を積んでいると信じている。
忙しいぞ!代表・樺山移籍・水沼受賞【週中雑感】
E-1日本代表に7人選出
一気に7人か…
それでも高丘、角田、永戸、松原、仲川は選外だから妥当な人数だろう。
トリコロールの調子が上がっていて、E-1があって、海外組が招集できない、ベテランも呼ばない等の事情があっての選出だが、
率直にうれしい。トリコロールのフットボールが高く評価されている証拠。
一時のフロンターレがそうであったように、Jリーグの最先端を走るのが名実ともにトリコロールになったのだ。
心配なのは代表戦で負傷者が出ること。
特に畠中はコンディションが微妙そうで気になる。でも、追加招集は角田になるのでしょう!
樺山の復活はあるのか?
モンテディオ山形への育成型期限付き移籍が発表された。
昨シーズンに続き2度目の移籍。
1日たりとも無駄にできない貴重な現役生活。
カテゴリーを落としてでも出場機会を求めるのは必然のことで、これからの樺山の活躍を期待したい。
一方でルーキーシーズンから途中出場を含めてチャンスを得ていた。
選手層の分厚いトリコロールにあって出場機会を掴むのだから、
彼のポテンシャルの高さや日々の取り組みが評価されているのは間違いない。
一方、彼のプレースタイルは今のトリコロールのフットボールに適合していないのかしれない…
これまでのリーグ戦においては、樺山を起用して良かった、と思える試合はなかった(…と思う)。
ベルマーレでブレイク中の町野のように、
もしかしたら他クラブの方が樺山は輝けるのでは…とも思う。
高卒でトリコロールのレギュラーになれれば言うことはないのだろうが…
遠回りしても今の時期に必要なキャリアを積んで成長していくのも大事だ。
トリコロールにはアタッキングフットボールにマッチした良質な選手が備わっている。
しかもアタッカー陣は、今シーズンこぞってゴールやアシストを積み重ねていて、将来有望な樺山でも割って入れる状況にはない。
水沼・KONAMI月間MVP受賞
6月だけとは言わず、7月に入っても引き続き絶好調の水沼。
7月の連続受賞も可能では…?
と感じさせる活躍ぶりで、32歳にしてキャリアハイのシーズンを突き進んでいる模様。
キックや動き出しの「質」、チームを明るくまとめる「人間性」を見ると、多くのサッカー少年が参考にしてほしい。
スピードがなくても、テクニックがなくても、体が大きくなくてもフットボールの世界ではやり方一つで際立つ活躍ができる。
そして、人間性が素晴らしいことで、多くの人が彼とのコミュニケーションを良好にして、フットボールの活躍に還元させている。
本当に素晴らしい選手で、彼とともに必ずタイトルを獲得したい!
逆境を乗り越えていくトリコロール【リーグ第21節/A・C大阪】
ポジティブに価値のあるドロー
長いシーズン、ミスから失点をしてしまうこともある…藤田はこれを学びたくましくなればOK
完璧に崩されて失点し、心が折れそうなこともある
…あれは完璧にやられた
しかしトリコロールには、この逆境に立ち向かい、乗り越えるたくましさがあった。
判定が大きく影響をしたのは間違いないが、絶えずアタッキングを続けた効果だと思いたい。
立ちはだかるセレッソDFラインを強引にこじ開けてドローに持ち込んだ!
同点ゴールの前に決定機を外していたが、何のその圧巻の同点ゴールだった。
やりにくかったセレッソ・長居
リニューアルされたヨドコウ桜スタジアム
雰囲気が格段に良くなっていた。やや空席が目立ったが、セレッソの熱を感じられた。
セレッソはDFラインが絶妙な高さを保ち、アタッキングサードでスピードを上げさせてもらえなかった。
何より前半からプレータイムを削る、という策略も駆使してきた。これにはトリコロールの集中力やペースが幾分か削がれた。
でも、これもフットボール…
もう言える、優勝が射程圏内だと
鬼門👹を何とか乗り越えて(勝ってはいないが)、負傷や欠場者も戻ってきた。
フットボールの質も上がり、確実に結果を残せるクラブに変貌を遂げた。
こういう苦しい試合を経てさらなる成長に繋がるはず!
簡単にリーグ優勝は掴めない。
一戦一戦勇猛果敢にチャレンジしていこう!