トリコロールを勝手に綴る

心から応援する横浜F・マリノスの試合や移籍、チーム情報を思ったまま、感じたままに綴っております。

DAZN ReLive「マリノス対ジュビロ」視聴【雑感】

週末にマリノスが見れない、サッカーのない生活に完全に慣れてしまっている。自粛生活に慣れた。慣れは早い。
ゆっくり起きて、散歩して、子どもとコナン見て、読書して、多少家事をして…こんな感じ。

DAZNも丸っきり見ていなかったけど、ふとつけたら、ReLive「マリノスジュビロ」2003年完全優勝の試合が見れた。
解説は、中澤佑二
前年覇者のジュビロに対して、試合巧者ぶり、チーム力が光る試合で逆転勝ちした。
グラウの技あり一発から始まり、榎本哲の退場と圧倒的不利の中、岡田監督の采配も的確だった。
榎本哲退場後は、右WBの佐藤を下げて、遠藤をそこにスライド。那須と奥のダブルボランチで中盤を整えて、久保、マルキの2トップは下げない。この2トップが攻め残ることで、相手3バックの攻撃参加に制限をかけた。
後半、セットプレーからマルキが同点弾。さらに、遠藤を下げて、プレーメーカーの上野を投入し、4バックに変更。
ここの対応について、中澤が言うには、現場の判断で松田が右SBに、河合がCBに残った方が良かったから、ということだった。ここから攻撃に迫力が出てくる。
特にドゥトラの運動量と鋭いクロスは圧巻だった。

さらに最後のカードで、河合を下げて、シーズンで調子を上げていた大橋を投入。
再度3バックにシステム変更し、最大限の圧力をかけていく。
そして、ロスタイムにドラゴンの伝説のヘッド、他会場の運も味方して優勝決定の歓喜
こんな奇跡ありえないだろう、と言える試合だった。
17年たった今でも本当に思う。

ただ、中澤の解説や岡田監督のインタビューを聞くと、シーズンを通してチームで戦い切る精神力や目の前の状況に向き合うことが徹底されて統一されていたようだ。必然の結果だったのだ。

昨シーズン優勝したマリノスのスタイルは違うが、伝統の守備力、個で打開するタレ
ント、強かに勝ち切るチーム力は見ていて、懐かしくて妙に勇気づけられるものだった。

あ~、やっぱりマリノスが見たい。
もっとマリノスのことを考えて生活していきたい。
ネタはなくても作ればある。